MLM超実用マニュアル
＞ よくあるご質問（FAQ）
＞ ネットワーク・ビジネスは新しい流通システムだと聞きましたがいつ頃から始まったのでしょう？
一般的には１９４０年代の末頃、アメリカで始まったといわれています。世の中にフランチャイズ・システムが広がり始め、戦後の混乱のなかで起業家たちが懸命に取り組んで成功していく過程で、ネットワーク・ビジネスが生まれてきたといいます。
ご承知のようにフランチャイズ・システムは、資本さえ用意すればブランドやノウハウが提供され、その営業マニュアルをそっくりそのまま複製することにより誰にでも新しく始めることのできる、当時としては画期的なビジネスのシステムでした。
一方、ネットワーク・ビジネスは、誰もがもっている「よいものに出会ったら、親しい人に教えてあげたい」という素直なきもちがシステムとして整備されたビジネスだといえます。おそらく戦後の社会が落ち着きを取り戻すなかで、家庭と家庭の「お付き合い社会」が復活し、お互いが見つけたよいものを紹介しあっていた習慣が源流ではないかと私は考えています。ですから初期のネットワーク・ビジネスは家庭に人を招いて、パーティー形式で広める形をとっていました。
その後、どの業界にもつきものの悪徳業者が出現して社会問題にもなりましたが、１９７０年代の後半、フランチャイズもネットワーク・ビジネスも、システムとしては正当なビジネスであるという判決が相次いで出るにおよんで、アメリカでは社会一般に認められて大きく発展しました。
この決定を受けて、アメリカでは８０年代に数多くのネットワーク・マーケティング企業が誕生しています。これら８０年代に生まれた企業の大きな特徴は、コンピューターが可能にした数々の新しいシステムにあります。洗練されたシステムを備えたネットワーク・マーケティング企業は、いまや世界中の人々に支持されて驚異的な発展を続けていることはすでにご承知のとおりです。
日本はアメリカに２０年の遅れをとり、ネットワーク・マーケティングがいまようやく発展期を迎えているといってよいでしょう。日本にかぎらず、ネットワーク・ビジネスはまさにこれからのビジネスなのです。
