なぜうまくいかないのか?

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 製品もプランもいい。会社も申し分ない。業界の将来性もある。
 ならば、誰だって成功しそうなものです。
 ところが、現実はどうやらちょっと違って、うまくいかない人も多いようです。一体どこがむずかしいのでしょうか?

 うまくいかなかったという人は、大きく2つのパターンにわかれます。

①やろうと思ったけど、スタートでくじけて、その後ほとんどやらなかった
②やったけど、考え方ややり方が間違っていた

 さて、どちらが多いでしょうか?圧倒的に多いのは、実は①の理由です。9割を超えるかもしれません。あなたはMLMの話を聞いて、「すごい」と思い、やろうと思い、やろうと決めました。そして身近な人に話します。

 ところが統計では、MLMを勧めると9割の人が反対するそうです。会社の同僚に「友達、なくすぞ」と言われたり、友達に「君がそんなことやると思わなかった」と言われたり……。
 
 その結果、やはり統計では7割の人が「やっぱりムリかな」と思うようです。確信のないあなたのやる気を失わせ、夢を打ち砕くのには、否定する人がたった3人いれば十分だそうです。

 そしてあなたは、1年後に「あのビジネスどうだった」と聞かれ、「あぁ、あれは難しいからやめたほうがいいよ」と言う人になっているのです。

 私はよく現場で、「昔やったけどうまくいかなかった」と話す人に「どれくらいやったのですか」と聞いてみます。詳しく聞いてみると平均で、わずか3人でした。重ねて、「どれくらい収入が欲しかったのですか?」と聞くと、ほとんどの人の答えは100万円でした。

 「はぁ、100万円の目標でたった3人?」と思いませんか?

 準備も練習もせず、我流でちょっとやって「むずかしい……」と決めつけてしまっている。これが実態です

 たとえばスキーなら、たくさんの人が滑っているから、「自分にできるはずだ」と思うことができる。

 自転車で何回か転んでもめげないのは、皆が乗れているからです。ところがMLMの場合は、大きな収入を取っている人が身近にいないし、話をもってきた友人も、ほとんど同時にスタートしているから収入は自分とそう変わらない。そのため「自分にもできるはず」という確信をもてず、準備も自信もないままで、思い切り腰が引けながら相手に話してみる。もちろんうまくいかないから、「やっぱり、そううまい話はないよ」という気持ちに戻ってしまう。こうして、「うまくいかなかった人」ができています。

 けれど、確実に成功している人はいるのです。
 どこにいるかというと、成功者の周りです。
 成功する鳥は群れをなして飛んでいます。
 ここに大きな秘密が隠されているんです。

 では、②のケースの人はどうでしょうか。実はMLMの成功において、「やり方」は思ったより大きな要素ではありません。あらら、と思うようなやり方でも、情熱と人間力があって成功している人はたくさんいます。

 問題はむしろ、「考え方」にあります。そして、その考え方の部分で大きな違いが生まれてくるのです。

 さて、ではいよいよ、このブログのメインテーマ、究極の逆発想法について述べましょう。よく、「成功している人も、あなたと同じことやっているのよ」と言っている人を見かけますが、あれはウソです。

 同じことをやれば、同じ結果になるはず。成功者は、絶対に違う発想をしています。

 そしてはっきり言って、あなたとは逆の発想をしています。以前に考え方の【壁】についてお話しましたが、仮に壁が消えても、行動しなければ成功するはずがありません。でも一方で、やる気満々でどんどん行動しても、必ずしも成功するとは限りません。勢いよくダッシュしても、反対に走ってはゴールにたどり着きません。

 ここではその、成功者に共通している【違い】について述べていきます。