ネットワーク・ビジネスはほかにどのような言葉で呼ばれることがありますか?

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 日本でも「ネットワーク・マーケティング」がようやく定着しつつありますが、用語としては、日本では「ネットワーク・ビジネス」という言葉が一般的に使われているようです。発祥の地アメリカでは大半の人が「MLM=マルチ・レベル・マーケティング」と呼び、ビジネスの場合はMLMビジネスと読んでいます。同時に最近はネットワーク・マーケティングという言葉もごく一般的に使われています。私も通常、話したり欠いたりする場合、ネットワーク・マーケティングという言葉を使っていますが、前著の『2×2=6』で訳者の形山氏が日本の実情に合わせて、ネットワーク・マーケティングおよびネットワーク・ビジネスと訳し、本書でもそれを用いています。

 「ネットワーク・ビジネス」という言葉が主流の日本でも、この他にいろいろな呼び方を耳にされることがあると思います。たとえば「CB=コミュニケーション・ビジネス」「組織販売」「システム販売」「無店舗マーケティング」「紹介販売」「生協的マス・マーケティング」「ホーム・ベース・ビジネス」「プログレッシブ・マーケティング」などなど。日米合わせると数え上げたらきりがないほどの呼び方があるようです。

 商品の伝達・販売・流通が個人をベースとした組織によってなされるという点では、基本的には同じコンセプトといえますが、それぞれ微妙にその意味するところとシステム内容は違うようです。したがってこの”Q&A”ではあえてアメリカのMLMのコンセプトを忠実に表す言葉として「ネットワーク・マーケティング」を使うことにします。

 ネットワーク・マーケティングにかかわる人々は、ホーム・ベース(在宅)の独立したビジネス人であり、自分自身で製品を愛用すると同時に周りの人々に製品のよさを伝えていきます。そしてビジネスに興味をもつ人をスポンサーし、その人自身のための流通ネットワーク(ダウンラインと呼ばれます)の築き方を教えます。

 ネットワーク・マーケティングの基本的なコンセプトは、人から人へ製品のよさが伝えられ、その人々が製品を愛用し、そのことによって利益収入を得ることができるシステムだということです。したがってネットワーク・マーケティングは「だれにでもできるビジネス」だといえます。