親しい人になぜ定価で売らなければならないのですか。割引いてはいけませんか?

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 答えは、あなた自信がいまやっているネットワーク・ビジネスを仕事と考えるかどうかにかかっています。卸値で仕入れてそれを卸値で分けてあげるのも、それはそれでよいでしょう。ボランティアか世話好きおばさん(おじさん)というだけのことですから。


 しかしビジネスとして考えてみてください。そんなことをしていては利益はおろか損をするばかりです。微々たるものだと思うかもしれませんが、注文の電話やFAX代、もし自分で受け取りに行って届けてあげた場合には、その時間も大きなロスとなります。宅配便を使ったら、それはどっちが払いますか?

 ましてや相手が製品を気に入り、ビジネスのシステムにも興味を抱いてディストリビューターになったときには同じ間違いが順にコピーされていき、結果的にその人のビジネスもうまくいかなくなります。なぜなら、ネットワーク・ビジネスは模倣のビジネスだからです。新しいシステムは何かにかぎらず正しく伝えられ、正しく模倣されなければ、正しくは展開されません。

 ここで何よりも重要なことは、製品が定価で小売販売され流通することによりその製品の市場価値が生まれ、ビジネスとしての仕組みが成り立つということです。

 もし全員が卸値で人に分け与えていたらどうなるでしょうか。どんな親切な人でもそのうちに必ず面倒くさくなり、いつまでも続けることはできません。ということは製品の流通がストップし、ビジネスが崩壊することになります。それはせっかく気に入った製品が手に入らなくなることも意味します。
 
 ネットワーク・ビジネスを仕事ととらえてかかわる場合には、どんな人に対しても小売価格で販売することが基本です。もしその人が「卸値で安く買いたい」といった場合には、あなたがスポンサーして会社に紹介してあげればいいのです。そうすることによってディストリビューターとして登録することの意味と価値が生まれてきます。

 ビジネスであるかぎり、正当な利益を得ることは当然のことであり、けっして悪いことではありません。